本場・郡上踊り

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2012年踊り日程表   宗祇水

夫:今年も郡上八幡まで踊りに来てしまったね。今回は郡上踊りと郡上の町を紹介し
   ようと思うので、付き合ってくれないか?

妻:いいわよ。踊りと町のどちらを先に紹介するの?

夫:まずは郡上踊りを育んだ郡上八幡の町を案内しようよ。

妻:最初は山の上にある郡上八幡城。ここから町を見下ろすと町全体が「魚」の形に
   見えるのよ。知ってた?次は「水」ね。町のあちこちにきれいな水が流れてい
   て、水飲み場がたくさんあるわ。
   特に日本名水百選第一号に選ばれた宗祇水は有名ね。

夫:どんどん出てくるね。僕のいち押しは鮎釣りで有名な吉田川。解禁になると太公
   望で賑わうよ。次は昔の風情が残る職人町。鍛冶屋町では軒下に下がる消火用
   のバケツが印象的だ。江戸時代の名残りで町屋の家々の壁はくっ付きあって、
   軒の間には「袖うだつ」がある。美濃市の「うだつ」ほど立派ではないけどね。

妻:お寺が多いのも特徴のひとつね。そして路地歩きがいいわ。「やなかの小路」は
   いい雰囲気だし、「いがわの小路」は魚がいっぱい。特に「やなかソフト」は
   濃厚でおいしいからお薦めね。食品サンプル工房も手作り体験ができて楽しい
   わ。

夫:この町は下駄の音が本当に似合うよ。それに、にわか雨によく出くわすのも山あい
   の街特有の現象だね。そろそろ、郡上踊りの話に移ろうか?

妻:7月下旬から9月上旬までの33夜にわたって、ひと夏を踊り通す日本一ロングラン
   の盆踊りが「郡上踊り」で、8月13日からの4夜は明け方まで踊り続ける徹夜お
   どり(盂蘭盆会)として有名ね。
   私たちも数年前に体験したけれど、あの人混みはすごいわ。

夫:♪郡上のナ~八幡出てゆく時は、雨も降らぬに袖しぼる♪
   江戸時代に領民の融和を目的に、藩内の村々で踊られていた盆踊りを城下に集
   め、奨励したのが起源と言われている。観光客と地元の人が一つの輪になって
   踊るという楽しさがこんなにたくさんの人を呼ぶんだろうね。

妻:曲目も10種類で、アップテンポなものからスローなものまであるし、長時間踊るの
   にも耐えられるように、踊りの順番が工夫されているように思うわ。
   だから、郡上踊りは「見る踊りではなく、参加する踊り」と言われるのね。
   お囃子と下駄の音そして川のせせらぎが山にこだまする夏の夜の風情を、皆さん
   にぜひ体験してもらいたいわ。旧庁舎記念館前では、踊りながらライトアップさ
   れたお城が見えるのも何だかイイ感じよ。

夫:郡上八幡の歴史にも触れたいな。やはり映画にもなった宝暦5年(1755年)の郡上
   一揆の話は外せない。そして街の中を水路が走っているのも街全体を焦土と化し
   た大火の影響だ。生活用水と防火の目的で作られたものだね。
   前に書いたけど、東京都港区・青山の地名は明治まで7代続いた青山家の江戸屋
   敷があった名残りだ。幕末には43人の若者を白虎隊に送りこんでいる。

妻:悲しい歴史を持たない街はないけれど、この郡上踊りは33夜の内、ほとんどが
   ~水神祭・~地蔵祭・~天王祭など、供養を目的とした縁日踊りであることを
   しっかり認識しておきたいわね。

夫:来年もまた来ることができるといいな。

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