キンラン ギンラン

img_1591229_53682359_4img_1591229_53682359_9

雪解け後から桜の咲く4月ごろにかけて一斉に咲く「スプリングエフェメラルド」日本では

「春の妖精たち」と言われる一群の花たち、例えば福寿草、カタクリ、二輪草などは林の

樹木の若葉が出る前に、自分の葉の大きさに負けない大きな花を咲かせます。

そして太陽の光を十分に浴びて、わずかな昆虫たちを呼び寄せ、子孫を残して静かに

土の中で眠りにつきます。

5月の始め、春の妖精たちが眠りについてから、地上に顔を出し咲き始める一群の花た

ちがいます。

この花たちが咲くころはすでに、雑木林の樹木には若葉が出ており、地上へ降り注ぐ

陽の光はかなりさえぎられています。

こんな環境下で咲く花たちには大きな特徴があります。それは花の大きさが春の妖精

たちと比べてとても小さいことです。

こうした仲間たちには今日紹介する「キンラン」「ギンラン」の他に「春リンドウ」

「シュンラン」などのエビネの仲間たちなどがいます。

「キンラン」の茎の高さは40cmほど、「ギンラン」は20cmほどですが、花は共にとても

小さいです。

キンラン、ギンランは日本の野生蘭のひとつです。一昔前は雑木林の中や、里山の縁

の何処にでも見られた花でしたが、今や絶滅を危惧される花になってしまいました。

雑木林の下草刈りをしなくなって、生育環境が悪化したり、採取されてしまうためでしょ

う。

それでもまだ、この関東地方では散歩道の途中の林道に細々と咲いております。

今年は写真も撮れましたが、来年も見れるかどうか危惧しています。

「キンラン」「ギンラン」は「菌根菌」と呼ばれる菌類と共生する特殊な生育形態にあり、

特に菌に対する依存度が強く、この「外生菌根菌」は雑木林等の特殊な土壌にのみ生

息し、この花を採取して移植しても家庭で育てる事はできませんが、この時期に咲く同じ

地生蘭のひとつであるエビネ類と混同されて採取されるようです。

キンラン(金蘭)は金色に輝く花の意味でキンランと名付けられ、ギンランは花が白色

で、キンランに対してギンラン(銀蘭)と名づけられました。

キンランは黄色で良く目立ち、花の唇弁に赤い筋が入り、豪勢に咲くが、ギンランは地味

で、花もほとんど開きません。

今日散歩していたら、何時も咲いてくれる場所で明らかに盗掘されていました。

まことに残念!!来年も見られるかどうかと心配しながら散歩をするのも情けない話で

ある。

持って帰っても育てることができないことを知らないのでしょうね。


季節外れの話題でごめんなさい。この記事は5月初めに書き留めておいたものです。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。